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2004年10月10日

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #20「北端の混迷 Fabricate Fog」

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #20「北端の混迷 Fabricate Fog」

クゼはどうやって、プルトニウムを購入するための金を調達したか。
彼は今現在でもすでに古典的となった方法で金を調達した。
銀行が預金者へ支払う利子のうち、小数点以下(すなわち1円未満)の金額(以後「端数」と呼ぶ)を(全預金者利子の端数を合計して)自分の口座に入金するようにしたのだ。

銀行や郵便局の利子の扱いには2通りの方法がある。「端数を切り上げるか、切り下げるか」である。銀行は後者で、郵便局は前者(ただし利子が1円未満1銭以上だった場合)だった。しかし今後、郵便局は処理方法を後者に切り替えることが決まっている。

つまり切り下げて残った端数は全て銀行の取り分となるのだ。クゼも言うように預金者がこのことに関心を持っていることは非常に少ない。(ただし、郵便局が後者を選択する原因となったのは、そのこと(端数を切り上げていること)が雑誌などによって、広く知られるようになったからだ。)

こういった(端数をまとめて別の口座に送金する)方法で不正に金を横領した事件はすでにアメリカなどで発生している。インターネットが普及するかなり前のことだ。ゆえに「古典的」と言ったわけだ。犯人は当然銀行の関係者で、銀行の勘定システムを作成したプログラマの一人だった。

いやぁ、攻殻機動隊もたまにはためになる話があるなぁ。

Posted by masamic at 20:16 [アニメ・コミック, 映画・テレビ, 経済・政治・国際] | 固定リンク

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