« NDS 「研修医 天堂独太」はいったい何回人を殺せばすむのか。 | トップページ | 今日は福岡スタトレオフ会 »

2005年01月21日

感想#01「ほしのこえ - The voices of a distant star -」

今回から、アニメなどの映像作品に関する評価は「感想#xx」という書き出しで始めることにした。

ということで今回は、

新海誠/コミックス・ウェーブ「ほしのこえ - The voices of a distant star -」 ASIN:B0000992EC

をとりあげる。

本作品を最初に見たのはたしか2002年5月の 第14回 DoGA CG アニメコンテスト だったと思う。
音声は客席からの強い要望で、新海誠版が上映された。

概要としてはメールを介した遠距離恋愛を描いたものだが、ただの遠距離ではなく宇宙的規模での遠距離メールであるため、メールが到着するのに最後には何年もかかるということになってしまう。というものだ。

本作品は新海誠が本格的商業アニメとして作成した最初の作品である。一部サポートをする人たちがいたとはいえ、その多くを新海誠本人が手がけている。そのため、30分作品とはいえ、良い意味で、大きく手抜きをしている。その代わり、背景などにはかなり力を入れている。要は、モーションが少ないということだ。モーションがあるということは、絵の違うコマが多くなるということで、セルタイプ(モーションを原画から起こすという方式)のアニメーションでは、そう簡単に一人や二人でできるものではない。(3Dモデリングによるモーションの場合はその限りではない。ロマのフ比嘉の「URDA」が良い例だろう。)

結果として、

  • 背景がきれい
  • モーションが少ない。同様に背中を向いてもしくはカメラから遠くで口の動きをあまりださないようにキャラクターにしゃべらせる場面が多い。
  • 心の中の思いを言葉にして実際にキャラクターにはしゃべらせない場面が多い。

といった特徴がある。これは、前作「彼女と彼女の猫」(上で挙げたDVDに収録されている)でも同様であった。
しかし、その他の面ではきわめて上手というかちょっとしたところにもこだわって描き込まれている。だからこそこのような質の高いアニメができたのであり、高い評価ができるのだ。

Posted by masamic at 21:02 [アニメ・コミック] | 固定リンク

既トラックバック送信先


トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26301/2650974

※トラックバックスパム対処のため、トラックバックは承認制となっております。明らかにスパムと思われるものでなければ公開を原則といたしますので、あらかじめご了承ください。

この記事へのトラックバック一覧です: 感想#01「ほしのこえ - The voices of a distant star -」:

コメント

コメントを書く