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2005年02月14日

NTTドコモのLinux携帯のホストOSはITRON

パーソナルメディア社 TRONWARE No.91 「あれからどうなった?Windows、LinuxとITRONのいい関係」 より。

NTTドコモが販売するW-CDMA携帯電話(FOMA)のうちNEC N900iL/N900iCおよびパナソニック P900iCMontavista Software社の Montavista Linux が使用されているが、Montavista Software社によると、Linuxカーネル自体はゲストOSであり、ホストOSはITRONであることを明らかにしている。つまり、Linux携帯電話で動作するMontavista LinuxはベースがITRON(T-Kernel)で、その上でLinuxカーネルが動作するように構成されている。

まあ、どう考えたって、通信制御に普通のLinuxは使えないのは判っているし、しかし、ユーザーインターフェースや、ネットワーク機能はLinuxが使いたい、しかもマイクロプロセッサは一つだけ、という制約の元では、おのずとその形態が決まってくる。

それは、通信制御などコアな部分を処理するためにはハードリアルタイムな処理ができるITRONを使い、その上にLinuxを乗っけて、その上でアプリケーションを動かすということだ。

Windows CE
についても、スマートフォンを実現するためには通信制御部にはハードリアルタイム処理が必要であり、マイクロソフトにはその技術は無い。そのため、Linux携帯と同様にベースにはITRON(正確にはT-Kernel)を使用することが事実上決まっている。

ITRONとそれを継承しブラッシュアップしたT-Kernel/T-Engineの世界は、メジャーOSとの連携により、より一層強固なものとなっているといえよう。

しかし、Symbian OSの動向が気になる。

Posted by masamic at 13:29 [TRON, 携帯・デジカメ, 科学・技術] | 固定リンク

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