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2006年08月24日

「惑星『冥王星』」の歴史76年で幕。

ついに歴史が動いた。

本日行われたIAU総会において、惑星の定義について結論が出た。

約1000名の投票により、多数で「惑星は海王星までの8つ」(厳密には惑星の定義を『太陽の周りを公転し、自重で球体になり、同一軌道周辺で圧倒的に支配的な、衛星以外の天体』)とすることが決まった。

冥王星は新しい定義では、同一軌道付近に同クラスの天体が存在するため「圧倒的に支配的な天体」とはいえないことから、惑星の定義から「圧倒的に支配的な天体」という条件を除いた「矮惑星(dwarf planet)」とされることになった。

さらに、冥王星と同様な天体で、海王星以遠の軌道を巡る天体を「冥王星系天体」(議題にあがって否決された"plutonian object"の報道用仮訳のため、正式名称は未定。議題にあがらなかった「冥王星族(Plutino)」が使われる可能性もあるが、この語についても異論があるため、今のところ正式名称は未定)としてカテゴライズすることも可決。2003UB313はこれに含まれる予定。

また小惑星セレスが「矮惑星」に該当するかどうかは今後の課題とされ、「矮惑星」の詳細な定義が今後議論される予定。

なお、いままで冥王星の衛星とされたカロンが今後も衛星の地位のままかどうかも気になるところだが、おそらく今後検討される「矮惑星」の定義で決まることになりそう。

これらからは間違えないように「太陽系の惑星は8つ」と覚えておきましょう。

Posted by masamic at 23:24 [学問・資格, 歴史, 科学・技術, 航空・宇宙] | 固定リンク

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