カテゴリ:書籍・雑誌


2007年08月08日

熊本県立図書館

に行ってきた。

利用者カードを作ろうかと申し込みをすると、

「すでに登録されてますけど」と、

昔の住所で登録されていることがわかった。

あー、10年も前の話だし、1998年から2005年の7年間は熊本県外に転勤してたので、すっかり忘れてたよ。なんとなく記憶がよみがえってきた。

しかし、利用者カードなんてちゃんと取ってたっけ?無いとは思うが念のため探してみるか。

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2006年08月05日

はじめての78Kマイコン

という書籍が出ていた。
実際に「78Kマイコン」つきということで買っちゃいましたが、面白いのは基板自体がUSB端子になっていることで、PCのUSB端子にこの基板をさすとそのまま基板のコントロール(プログラムの書き換えやシリアル通信)ができるということです。

本書の付録でついてくる78Kマイコンは「78K0S/KA1+」というタイプで、これについてはNECエレクトロニクスの該当ページでシリーズや詳細が取得できます。

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2006年07月02日

涼宮ハルヒの憂鬱「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」

って、アニメ見ただけじゃ今ひとつ良く判らない部分もあったので、原作(涼宮ハルヒの溜息)読んでみた。

なるほど。そういうことか。

つーか、原作読んでないと良く判らん所があるのはどうかと思うぞ。
#それが戦略なのかw?

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2006年05月28日

"Thinking Forth"日本語版翻訳プロジェクト開始

FORTHの伝道師Leo Brodie著「Thinking Forth」2004年版の日本語化プロジェクトを開始。

本書は2004年版からCreativeCommonsライセンスになったため各国語版の作成も容易になった。

日本語版作成については、まだ何方も本家プロジェクトに参加していないようなので、勝手ながら私が代表参加して、別途日本語でやり取りするプロジェクトを立ち上げ、取り纏めることにしました。参加ご希望の方はsourceforge.jpのアカウントを取得されて、アカウント名を私のアドレスにメールにてお知らせください。

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2006年04月10日

ダン・ブラウン「パズル・パレス」(原題:Digital Fortress)読了!

4月9日11時58分に読了しました!

1998年の作品ということと、内容が私の仕事と同じコンピュータ関連の話ということもあって、ちょっと内容が古臭いのですが、小説としてはなかなかの出来といえるでしょう。

さすがにまだ洗練されていないところも覗え、個人的には常に情報的には先読みできるものでしたが、予想に反して、先のエントリで述べた、上巻の半分を過ぎたところで予測したオチは、下巻の半分を過ぎたところで明らかにされてしまいました。

一応予測は概ね正しかったものの、残りの部分は「そうくるか!」と思わせる「手に汗握る」展開で、「はらはら」・「どきどき」してしまいました。

正直言うと、一部を除き、残りの部分の多くも先読みできるもので若干「いらいら」wしてしまいましたが…。

しかし、これが処女作であるということも考慮すれば、十分に高いレベルの作品であると考えてもいいでしょう。

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2006年04月08日

ダン・ブラウン「パズル・パレス」(原題: Digital Fortress)を読み始める

5月には映画も公開される「ダ・ヴィンチ・コード」で一世を風靡している、ダン・ブラウンの処女作「パズル・パレス」(原題:Digital Fortress)を読み始めました。

これで、ダン・ブラウンの作品で既出のものはすべて読み終える事になります。

昨日晩から上巻を読み始めて、今日中には上巻を読了予定です。
既にある程度オチが見えてきましたが、予断は許されません。w

明日までには下巻も読了したいものだ。

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2005年12月05日

電子ポスターにAIR-EDGE!

ちょっと気づくのが遅れましたがYOMIURI ONLINEの2005年12月1日の「“電子ペーパーポスター”実用化へ 東京駅で実験」の記事より抜粋。

実験では同社の広告画像や時事通信社のニュース、天気予報などを表示。コンテンツは5分ごとに書き換える。日立社内のコンテンツサーバから、近くのキヨスクに設置したサーバにAIR-EDGEでコンテンツを送信し、無線LAN(IEEE 802.11b)で電子ペーパーに配信している。

少なくとも静止画の蓄積表示系サービス(蓄積するのだから動画も可能性あり)には地下での利用範囲も広いPHS(特に(完全)定額制を採用しているWILLCOMのサービスを利用すること)が有効ということですね。

どんどん行け! WILLCOM!

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2005年08月13日

図書館めぐり

今日は映画を見ようと思ったが、よさげな映画もなく、そもそも入院貧乏最終期に入っているので、お金もない。
ということで、お金のかからない暇つぶしとして、図書館に行くことにした。

実はすでに熊本市立図書館の利用登録は済ませてあったのだが、インターネット予約システム登録は正式登録になってからということで、しばらく待っていたのだ。そこでまずは熊本市立図書館へインターネット予約利用申し込みをする。アカウントIDとパスワードを示したメールが2週間後くらいには届くということだ。はぁ、また2週間くらい待たされるの?お役所仕事だなぁ。まあ、そういった業務をアウトソーシングしているわけもなく、仕方がないのだろう。

で、しばらく館内をうろつく。

第一感想「開架の書籍がすくねー!」。
いかん、福岡市総合図書館と比較してしまった。あんな(人口140万人超の)大都市の図書館と比較してはいけない。

コンピュータ関連コーナーを見る。
感想「やっぱすくねー!」。自分のほうが(偏っているとはいえ)書籍数は多いんじゃないか。

その他書籍くらいしか利用はできそうにないな。あとは、雑誌のバックナンバーがあるのがいいくらいか。

で、熊本市立図書館のほうは早々に立ち去って、今度は会社の事務所のある自治体の図書館に行ってみた。

町クラスの自治体のため、とうぜん蔵書数もそれほど多くはない。でも主な新聞(英語のものも一部あるぞ)のバックナンバーが1ヶ月分ある。これはイイ!会社からも近いし利用してみるかな。

で、早速利用登録を行う(私の勤める会社は、この自治体に事務所があり、私はそこに勤務しているので利用者になれる)。お、インターネット予約も最近できるようになったのか。これも登録。なんか、熊本市立図書館と違って対応が早いぞ。熊本市立図書館負けてるジャン。

今回は特に何も借りなかったが、今後は小説とかは図書館から借りる機会が増えそう。

後は熊本県立図書館を狙ってみるかなぁ。ここは蔵書は多そう。

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2005年08月08日

MZ-1は大阪行き、商品券(1万円分)は本代に消えた。

ということで、今朝大阪にあるサービスセンタに電話すると実際に症状の確認が必要なので、送ってくださいとのこと。どうせ福岡に行く用事があるので、福岡にあるサービスセンタで受け付けてもらうことにした。福岡のサービスセンタの人も「誰が見てもおかしい症状なので、すべての項目について検査してみます」ということになった。見積もり次第では、*ist DL 買ったほうが安いかも。レンズそのまま利用できるし。で、盆休み(休業日)はあるのかとたずねると、必ず誰かは出社しているので、すぐに検査、見積もり、修理は可能との事。修理する、しないにかかわららず、返送先は現住所、連絡先はPHSにしておいた。

その後、ジュンク堂に足を運び、仕事がらみの書籍を漁る、とりあえず、Java with XML、Tomcat, MySQL、とその関連辺り、占めて1万6千円成。せめてJava用のテンプレートエンジンくらいは何か無いものか。みあたらんなぁ。Springはあるけど。今回の仕事では使えそうに無いし。業務上話せないとはいえ、なんとまあ変な構成(主に担当の好みらしい。)にしたものだと思う。当時としては無難な選択だったのは十分理解しているけど。今となってはあまり考えられない構成だと思う。

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2005年06月12日

入院日記:70日目

今日は実家からエントリします。

退院まで3週間足らずとなりました。担当医も今月末退院に何もコメントされなかったので、事実上の決定だと思っていいでしょう。予定通り3ヶ月(4月1日~3日は除く)の入院生活になるようです。7月からは1ヶ月の予定で職場復帰リハビリを行い8月に正式職場復帰の予定です。入院日記は90日目を迎えずに一応終わることができそうです。

そろそろ、32条の申請とか考えとかないといけないなぁ。今度ソーシャルワーカーさんに聞いておこう。

今日はしこたま本を購入しました。もっぱらコンピュータ関連(仕様記述言語関連や3DCGにおける演算処理関連、Windows内部処理関連、エンジニア気質関連)ですが、一部物理関連も含まれます。合計5万円くらいかな。重かったよw。あー、スッキリした。

以上です。おやすみなさい。

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2005年05月31日

ISBN13桁化正式実施へ

前から動向は知ってたけど、小熊さんの日記「底に哀はあるの。」2005年5月30日の日記より。

2007年以降のISBNは13桁になることが決定したようです。

簡単にいうと、2007年をもってISBNコード体系は完全にEAN-13コード体系に吸収されるということだ。

13桁化に伴いチェックデジットも変わるのか。こりゃ面倒だね。2007年以前に発行された(厳密に言えば、今後発行される書籍は13桁で表記することが望ましいとされるが、すでに発行された)書籍のISBNは、13桁化のためにチェックデジットの再計算をしないといけない。ああ面倒だ。

まあ、ISBNが10桁だった場合は、自動的に13桁化するようなスクリプト(フロントエンドプロセス)書けばいいわけだけど。DBにしても固定長文字列10桁を13桁に拡張することは多くのRDBについては造作もないし、11桁目が空白(もしくはNULL)であれば、旧ISBNであるとの判定式を入れればすむ(尤もその部分はテストしなおし)だけどね。

ちなみに良く間違われるのですが、日本で発行されている書籍のISBNは4から始まりますが、これは該当書籍が公用語として日本語を使用している国(故に「日本国」のみ)で出版された書籍であるからであって、英語圏である、米国・英国・オーストラリア・ニュージーランドなどは皆0もしくは1から始まっています。カナダはフランス語圏も含まれていますので、英文書籍の場合は0もしくは1から、フランス語書籍の場合は2からになっています。こういう割り振りはある意味柔軟ですが、一方で0および1から始まるISBNの枯渇を招き、今回のような13桁化が必要になったのです。

ためになりましたか?詳しくは「ISBN User's Manual」(英文)を参照ください。

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2005年05月18日

入院日記:45日目

今日は午前中雨で散歩に出られなかった。なので、まだ弱弱しい上半身を鍛えるためにまずは腕の筋トレをした。といってもダンベルの上げ下げを2時間くらいしただけだが。

で午後、昨日と今日の運動の疲れからか、午後の作業療法はパス。ベッドの上でグテーとしていた。

夕食後、グレッグ・イーガンの「万物理論」の読書を再開する。ここ最近ほかの本に浮気していたので、まだ、4分の1くらいしか読んでいない。しかしp142にて、G.M.T.(Greenwich Mean Time)を「グリニッジ平均時」と訳しますか?直訳としては間違っていないですが、普通は「グリニッジ標準時」という定訳を使うでしょ。訳者にちょっとだけ幻滅した(訳者の評価を下げた。編集者が間違いをそのままスルーした可能性もあるし、なにか意図しているのかもしれない)。

ということで、おやすみなさい。

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2005年04月22日

SF作家 梶尾真治氏が熊本市図書館にSFマガジン創刊号など計4600冊を寄贈

熊本日日新聞2005年4月22日朝刊第3版熊本都市圏ページより。

熊本在住で石油販売会社を経営するSF(だけではない)作家・梶原真治氏が、熊本市立図書館にSFマガジン創刊号をはじめ計4600冊の書籍・雑誌を寄贈した。

をを。やっぱ熊本市民としては熊本市民図書館を利用せんとあかんなぁ。

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2005年03月24日

書評#12「天使と悪魔」

本日は以下の書評を行う。

「天使と悪魔(上)」 ダン・ブラウン 角川書店 ISBN:4047914568
「天使と悪魔(下)」 ダン・ブラウン 角川書店 ISBN:4047914576

本書は先に書評した「ダ・ヴィンチ・コード」のロバート・ラングドン教授シリーズの第一作にあたる。

評価は(通常評価で)星4つ(★★★★☆)。

《あらすじ》

CERNから、0.25gの反物質が盗まれ、反物質を生成した物理学者が殺された。胸に「イルミナティ」の紋章を残して。
盗まれた反物質はバチカン市国にあることがわかる。反物質は磁場によって真空タンクの中に収められているが、磁場を発生させるためのバッテリーは24時間しか持たない。これは数世紀もまえに消え去った秘密結社「イルミナティ」のカトリック協会への復讐なのか?そして、ラングドンはこの問題にどう立ち向かうのか?

《評価》

「ダ・ヴィンチ・コード」を先に読んだせいか、評価は(通常評価で)星4つ(★★★★☆)。
「ダ・ヴィンチ・コード」とくらべると、若干物足りなさを感じる。物語のほとんどがローマ市内だけで進んでいるため、舞台としての壮大さに欠けるのと、いまひとつ出てくる薀蓄に深みが感じられないため、物語の重厚さに欠けている。

それなりに面白いが、「ダ・ヴィンチ・コード」と同程度の期待をすると期待はずれに終わるだろう。

主要なキーワード:CERN、イルミナティ、ガリレオ・ガリレイ、ラファエロ、反物質、バチカン市国、カトリック協会、ローマ市、オベリスク、古代4元素、対称性(アンビグラムを含む)、二重性(楕円(の焦点の数)など)。
そのほかの(本筋とはあまり関係ない)ネタ:イルミナティ・カードゲーム、スタートレック、ファティマ第三の予言、1ドル札。

順当に考えて、本書でロバート・ラングドン教授シリーズの立ち上げが行われて、「ダ・ヴィンチ・コード」で花開いたと考えるべきだろう。現在同シリーズの第三作目を執筆中とのこと。より面白い物語が出来ることは期待できる。

まもなく、本シリーズとは別の「デセプション・ポイント」の日本語訳が出版される。
ダン・ブラウンの記念すべき処女作「デジタル・フォートレス」は残念ながらまだ翻訳されていない。

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2005年03月18日

ゲームネタ:ラングドン教授シリーズ第一作「天使と悪魔」

ラングドン教授シリーズ第一作「天使と悪魔」のカードゲームネタ。

本作は秘密結社「イルミナティ」と「盗まれた4分の1グラム(0.25g)の反物質」を中心に話が進むが、

上巻126ページより、

CERN(ヨーロッパ素粒子物理学研究所)のコンピュータ技術者の半数がスティーブ・ジャクソン・ゲーム社のトレーディング・カードゲーム「イルミナティ――新世界秩序」をやっているそうだ。

#まあ、ネタだろうが。実際のところはどうなのだろうか?

でもワラタ。ダン・ブラウン芸が細かい。

因みにCERNにはこんなページがある。CERNまじめだなぁw。ちゃんと、本に出てくるCERNに関する事柄や反物質について解説しているよ。

追加)CERNのページで「天使と悪魔」の原書タイトルをはじめてみたが、「天使と悪魔」の原題である「Angels and Demons」を180度回転させてもやはり「Angels and Demons」だ。これを「アンビグラム」というが、よく出来てる。「イルミナティ(Illuminati)」の紋章も同じアンビグラムになっている。

「アンビグラム」も本書の重要な要素のようだ。

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2005年03月17日

スタートレックネタ:ラングドン教授シリーズ第一作「天使と悪魔」

昨年からのベストセラーミステリーであるダン・ブラウン著ラングドン教授シリーズ第二作「ダ・ヴィンチ・コード」のシリーズ第一作「天使と悪魔」より。

上巻のはじめのほうにスタートレックねたがあります。

以下ネタばらし。

上巻96ページより、

女性:「反物質のことはご存知ですよね、ミスター・ラングドン」
ラングドン:「はい、まあ……ある程度は」
女性:口元にかすかに笑みを浮かべながら「<スター・トレック>を見ていらっしゃるのね」
ラングドン:顔を赤らめながら「ええ、学生が好きなものですから……」眉をひそめ「USSエンタープライズ号の燃料ですよね」
女性:「すぐれたSF作品は、すぐれた科学に基づいているものです」

上巻101ページより、

女性:「自然界における最も単純な反応です。正物質との粒子と反物質の粒子が結合して、新たな二つの粒子が放出される――光子(フォトン)という粒子です。小さく噴出す粒子といってよいでしょう」
ラングドン:光子についてはどこかで読んだことがある。光の粒子、最も単純な形のエネルギーだ。<スター・トレック>のカーク船長が、クリンゴン人に対して使ったのが光子魚雷ではないかと訊ねたがったが、自制した。

という感じだ。

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2005年03月15日

書評#11「ダ・ヴィンチ・コード」

今日は以下の本の書評をする。

「ダ・ヴィンチ・コード(上)」 ダン・ブラウン著 角川書店 ISBN4-04-791474-6
「ダ・ヴィンチ・コード(下)」 ダン・ブラウン著 角川書店 ISBN4-04-791475-4

評価は4(★★★★☆)。若干辛めだが、自分の知識がこの本の面白さを若干削いでしまったことがあるためであり、一般的にみて「週刊文春:2004年ミステリーベスト10海外部門1位」の名に恥じない内容だ。

キリスト教に関するさまざまな薀蓄が語られており、キリスト教に疎い人だけでなく、キリスト教にかかわりのある人(一部の宗派の人は嫌かもしれないが)でも楽しめると思う。

ストーリ的にもあきさせないように工夫されており、非常に読みやすい。日本語訳についてはもちろん翻訳者である越前敏弥の力量によるところが大きい。

以下ネタバレあり注意。

答えは全て「ソフィー」につながる。そして、本当に隠されるべきものさえも…。

さて、面白さを削がれた原因は、

オプス・デイ、シオン修道会、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」とキリストの隣に座るマグダラのマリア、死海文書、テンプル騎士団とフリー・メイソン、聖杯の意味、剣の意味、五傍星、六傍星、フィボナッチ数と黄金比、置換暗号(含むアトバシュ)、鏡像文字、パピルスと酢酸、ヘブライ語の表記法。

以上に挙げたことは自分はそこそこ知っていることだったからだ。結果、ここに絡んだ部分はある程度先が読める状況になってしまった。しかし一方で知らなかった事実もあり、その部分は非常に興味深く読むことが出来た。

本著者はまだ無名の時代に、本書の主役であるラングドン教授を主役としたシリーズ第一作の「天使と悪魔」で高い評価を受け、同シリーズの第二作目である本書が映画化されるという、すばらしい実績を上げている。今現在シリーズ第三作目を執筆中との事。今後も彼の作品には目が離せない。

因みに、まもなく劇場公開される映画「ナショナル・トレジャー」も似たような趣向(1米ドル札に描かれた「万物を見通す目」の謎など)の作品であり、是非見てみたいと思う。

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2005年02月12日

書評#10「逆転戦略 ウィルコム「弱み」を「強み」に変える意思の経営」

本日は以下の書評をする。

「逆転戦略 ウィルコム「弱み」を「強み」に変える意思の経営」 鈴木貴博・監修 ダイヤモンド社 ISBN:4478312133

2005年2月2日、市場が縮小しつつあるPHSの新たなキャリアとして、WILLCOM(ウィルコム)が誕生した。
ウィルコムは、元PHS通信事業シェアNo.1企業DDIポケットがKDDIの子会社から脱却することで生まれた。
筆頭株主はアメリカの通信系大手プライベート・エクイティ・ファンド「カーライル・グループ」だ。ウィルコムの持ち株比率はカーライル・グループが60%、京セラが30%、KDDIが10%だ。

なぜ、携帯電話の10分の1の市場規模しかない、しかも市場が縮小しつつあるPHS市場に、カーライルグループは投資したのか?そして、なぜ京セラはそれに迎合し、なぜKDDIは黒字である優良企業のDDIポケットを(10%の資本参加を残して)手放したのか?

本書はそれらを読み解く手がかりとなるだろう。

本書は、携帯電話やPHSの生い立ちからその栄枯盛衰、ビジネスモデルの話から入り、なぜ、親会社のKDDIが黒字の優良企業で、かつPHS市場の過半数のシェアをもつ最大手企業であるDDIポケットを手放すことになったのか、アメリカの投資ファンド、カーライル・グループがDDIポケットを買収する理由を詳細に解明している。

そこには中国の市場性と日本のPHS市場の隠された市場性の両面からの視点があった。

携帯電話とPHSは原理的に大きな違いがあるわけではない。しかし、発想には大きな違いがあった。携帯電話は独立した移動体電話としての役割が初めから与えられていて、セル半径の大きな基地局を使い、通信線は専用線であったのに対し、PHSは固定電話のワイアレス子機を街に持ち出して使おうというコンセプトで、セル半径の小さな基地局を使用し、通信線はNTTのISDNが使用(一部のアステル系では電力会社の通信線が使用)されていた。

ところが市場はPHSを「簡易」携帯電話とみなし、初期には携帯電話に対する価格的優位から爆発的に普及していったが、携帯電話の競争の激化にともなう価格の低下による優位性の解消と、セル半径の小ささにより基地局を打つ(建てる)数の膨大さによる低人口カバー率による、使用可能地域の狭さ、ハンドオーバー性能の低さなどから、使えないという悪い評価が広まってしまい、結局は携帯電話に主要な市場を奪われてしまった。

しかし、PHS基地局は携帯電話のそれに比べ格段に安価に設置でき、原理的に隣接基地局で同じ周波数を使用できるため、4色問題のような悩ましい周波数割り当て問題を気にせずに必要な場所に必要なだけ基地局を打つことが出来た。また使用電力も小さいため、思わぬところに市場が在ったのだ。以下のように思わぬ市場として、

1. 出力電力の小ささから、病院などでの移動体通信として利用が増加している。
2. 同じ周波数帯でたくさんの基地局を打てるため、同時に複数の基地局を利用して通信を行うことで、データ通信速度の向上がまだ可能である。NTTドコモのFOMAに代表されるような第3世代携帯電話と遜色ない1Mbpsを超える通信速度も原理的には可能である。安価に高速データ通信を提供できるのだ。
3. 中国でのPHSの思わぬ普及。

等が上げられる。このため、弱みであった面が、実は強みにもなることがわかってきたのだ。そこにカーライルは目をつけた。KDDIも、携帯電話事業であるauブランドが好調であるため、優良企業であるDDIポケットを高額で売却することで、auに注力しシェアの拡大を狙うことが出来るようになり、そして、同じ移動体通信企業の子会社という呪縛から離れた、DDIポケットはウィルコムとして、自ら望むままに事業を進めることが出来るようになった。

本書は、これらの点を詳細に述べているが、ダイヤモンド社らしく経営的な視点からみた記述も多い。大変読みやすい(半日もあれば読める)内容であるので、PHSの将来について知りたければ本書は手軽で最適といえよう。

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2005年02月09日

とりあえずタイトルのみ紹介「逆転戦略 ウィルコム「弱み」を「強み」に変える意思の経営」

「逆転戦略 ウィルコム「弱み」を「強み」に変える意思の経営」 鈴木貴博・監修 ダイヤモンド社 ISBN:4478312133

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2004年12月15日

Subversion初の本格的日本語書籍

いつの間にか、Subversionに関する日本語書籍が発売されていたようです。気づきませんでした。
WEB上では「Version Control with Subversion」の日本語版があるのですが、Subversion専門書籍としては初になります。

『「Subversion」解説書―バージョン管理システム Linux world favorite series』 Subversion開発プロジェクト (著), 上平 哲, 佐藤 竜一 IDGジャパン ISBN:4872805054

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2004年12月12日

書評#09「親日派のための弁明2」

本日は、韓国では有害図書指定を受けた「親日派のための弁明」の続編である、

「親日派のための弁明2 -英雄の虚像、日帝の実像」 キム・ワンソプ(金完燮)著 扶桑社 ISBN4-594-04845-5

を取り上げる。

はっきり言うと「突っ込みどころのたくさんある」書籍だ。かといって嘘や捏造されたことが書かれているとは思わない。しかし日本人にとっては異常なほど心地よい内容だということだ。
韓国の人たちが自分たちの歴史について、議論を尽くし、本当の事実に到達するのであれば、このような彼らにしてみれば(国辱的な)極論かもしれない書籍も必要なのかもしれない。この点は、日本のほうも基本的には同様だと思う。
あと、日本で売れる(つまり高額な印税を得られる)ことを考えて、あえて書いているのではないかという疑念を抱かざるを得ない。
#もちろん、著者はそのために、韓国では大変な目にあっているようである。その点は尊敬に値するほどすごいと思うが。

とりあえず2つほど疑問点を取り上げると、

  • 世界史について理解が浅いのではないか?大まかに要約すると「朝鮮が日本の併合された時代を見ると、同様な状態の国が3つ(清朝、朝鮮、ハワイ)があった。これらはともに、女性が実権を握っていた。彼女らが、民衆の反感を買い、結局失脚することになったのだ。」と述べている。清朝や朝鮮の話はともかく、ハワイの女王リリウオカラーニは民衆から反感を買ってはいなかった。むしろ親しまれていた。その理由として、彼女が作詞・作曲した「アローハ・オエ」が今でも、みなに親しまれているからだ。もちろん、朝鮮の日本への併合、ハワイのアメリカへの併合という事実は似通ってはいるが、基本的な認識で間違いを犯している。儒教的な男尊女卑の観念がいまだ抜け切れていないのではないか。
  • 皇帝(エンペラー)と名乗れるのは「大陸の天子(つまり中国)、日本、ナポレオン、アレキサンダー、ロシアのツァーリぐらいである。だから、朝鮮の皇帝というのはおかしな呼称である。」と述べている。確かに、王の上の王としての皇帝はそれほどいない(しかし日本の場合は、明治以降の天皇は(実質的にもさらに形式的にも)王の上の王ではなくなったのだ。また、「ローマ皇帝は?」という突っ込みもできるだろう)し、朝鮮皇帝は王の上の王ではないから皇帝とは言えないという主張は理解できるが、どう呼称するかは、その国の国民や政府が決めることで、たいした理由など必要ない。

しかし、伊藤博文に対する正当と思われる評価や、朝鮮・韓国の暗部、教科書問題で韓国が日本に突きつけた修正項目の一覧と日本の回答についても詳細に書かれており、それなりに評価できる点もある。

そういったバイアスがかかっている書籍としてあえて読んでみるのも一興だ。

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2004年11月16日

私を含めて、軍隊の保持を肯定し、また最終的な手段としての戦争を否定しない人々への警告

「本当の戦争 -全ての人が戦争について知っておくべき437の事柄」 クリス・ヘッジズ著 集英社 ISBN4-08-773410-2』のまえがきより。

非常に心打たれる内容であるので、一部を抜粋して紹介する。

われわれは戦争を高貴なものにする。娯楽に変えてしまう。そうすることで、戦争の実態や、戦争を行う者の受ける影響や、戦争によって苦しむ者の存在を忘れてしまう。われわれは軍人やその家族に、犠牲的行為を請う。その犠牲はわれわれ自身の生活の行方に影響を及ぼす。わたしの見るところ、戦争を激しく忌み嫌う者は戦争を熟知している復員軍人である場合が多い。

戦争はどうしても避けられない人間のありようの一部であると思う。戦争を根絶することはできないだろう。しかし、安易に行われたり、きちんとした大義なしにおこなわれてはならない。代償はあまりにも高い。現代の戦争で死んだり、怪我をしたり、家を失ったりする者の大部分が、無辜の民や子供を含めた普通の家族なのだ。この地球には、戦争のために窮乏生活に追い込まれた人間が何百万人もいる。尊厳や基本的人権を奪われ、生活を狂わされて、公民権を剥奪された人々が無数にいる。

戦争のロマンティックなイメージを信じ込んでいる場合、ことに戦争にまつわる真実を直視するのが難しい。それは自分たちが戦いに送り込む者たちに強いている犠牲を、はっきりと意識することでもある。そうした若い男女が、自分たちが味わう困難のことでまやかしの説明を受けるようなことがあってはならない。民主主義の世界では、有権者である大衆は戦争の正確な代価を把握していなければならない。

いくら避けられない必要悪とはいえ、戦争はあくまで最後の手段でなければならない。戦争は常に悲惨だ。何世代もが大きな傷を負う。われわれに理解できないようなやり方で、戦争は終わったあとも衝撃的な恐ろしい波紋を広げてゆく。血を吸ってふくれあがった戦争の神は、われわれに若者を生贄として差し出せと要求する。その生贄から目をそむけてはいけない。それを恐れなければならない。

以上、肝に銘じておく必要がある。

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2004年11月14日

書評#08「仏教と資本主義」

今日は以下の書籍の書評をする。

新潮新書#063「仏教と資本主義」 長部日出雄 ISBN4-10-610063-0

日本の資本主義の基礎は今から1300年前(!)の奈良東大寺大仏建立で重要な働きをした行基が唱えた思想から始まったという。

日本には「天職」という考え方がある。自分の職業は天から与えられたものであり、真摯に仕事をすることが極楽浄土への道であるということだ。これは、先に挙げた行基がその基礎を作り、行基の死後にその弟子たちなどにより昇華されて到達した最大の成果といえる。その後、日本の職業倫理の重要な要素となった。

これに対して、欧米諸国においてもマックス・ウェーバーに代表されるプロテスタンティズムの思想が発端となって、「天職」と同様な職業倫理が出現した。つまり、自分の職業は神から与えられたものであり、真摯に仕事をすることが、神の道であるということだ。

さて、見比べてもらいたい。全く同じといってよいのではないだろうか。
実際、どちらの世界でも最も卑しい職業とされた商業が、これらの思想では、そのほかの職業、例えば、農業や工業と同じく、真摯(誠実)に仕事をして利益を得ることは、極楽浄土への道および神の道から外れるものではない。ということを言っているのだ。

このことが、江戸期において世界で実質的に初めて(きわめて資本主義自由経済的な)公設の「先物取引市場」が大坂(ただし取引は米のみ)に出現(大坂堂島米相場会所)(このことは現在米国最大の先物取引市場であるシカゴ商業取引所(Chicago Mercantile Exchange (CME))でも言及されている。)し、独自の(かなり近代的な経済システムを持った)資本主義に近い社会が発達し、明治維新後のヨーロッパ型資本主義経済へのスムーズな移行を行うことができた理由のひとつといえるだろう。

1300年もの前の日本に資本主義の基盤となる思想が出現し、それが今だに受け継がれていることは驚嘆に値する。

本書は比較的薄い(厚さは普通だが1ページの文字数が少ない)ので大変読みやすく、短時間に読み終えることができる。面白いですよ。

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2004年11月12日

同じISBN番号が異なる書籍につけられている!

ブクログ書籍を登録しているのだが、

「コンピュータ・アルゴリズム事典」 奥村晴彦・著 技術評論社 ISBN4-87408-913-5

を登録しようとISBN番号を入力すると、

「ポケコンでメカトロニクス―CASIO FX‐840P/FX‐841P/FX‐860P/VX‐1 TECHNICAL HAND BOOK」 奥村晴彦・著 技術評論社 ISBN4-87408-913-5

とでる!


何じゃこりゃー!


どうも想像するに、「コンピュータ・アルゴリズム事典」が「C言語による最新アルゴリズム事典」 奥村晴彦・著 技術評論社 ISBN4-87408-414-1に改定された際に、新しい書籍(ただし、「Software Technology 第12巻」というのは変わっていない)に同番号を割り振ってしまったらしい。「コンピュータ・アルゴリズム事典」のISBN番号がそもそも間違っていたということも考えられる。

しかし、

とんでもないことだと思いませんか?

ISBNの付番についての原則(ISBN User's Manual 5章13節(条?))を無視しているのですよ。>技術評論社

とりあえず、技術評論社に質問してみる。

質問内容は以下のとおり。

--------<ここから>-------
お世話になっております。

masamic(本当は本名)と申します。

私の手元にある御社発行の書籍(いまは絶版だと思いますが)「コンピュータ・アルゴリズム事典」奥村晴彦・著 1987年発行 ISBN4-87408-913-5 を、AMAZON.CO.JPなどのインターネット書店で検索したところ、著者は同一ながら、なったく別の書籍「ポケコンでメカトロニクス―CASIO FX‐840P/FX‐841P/FX‐860P/VX‐1 TECHNICAL HAND BOOK」が検索されました。どちらも同じ「Software Technology #12」ですが、明らかに異なる書籍です。

つまり異なる書籍に同一のISBNを振っていることになります。これは、ISBN番号の付番についての原則(ISBN User's Manual 5章13節(条?)http://www.isbn-international.org/en/userman/chapter5.html#usm5_13)に背いていることになります。
なお、シリーズものではありますが、個別に販売されているので、同5章5節には該当しないことは明らかです。

この点に対する御社の見解をお聞かせください。

よろしくお願いいたします。
--------<ここまで>-------

さてさて、どんな回答が来るのやら楽しみです。

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2004年10月29日

雑談:欲しいものが殆どない幸福

ええねん氏の日記「貧食日記 (出稼ぎ職工生活記録)」の「■2004/10/28 (木) 雑談:欲しいものが殆どない幸福」から。

それほど今の日本が如何に物質的に豊かであるかを如実に現わしているわけで、それゆえ、精神的な豊かさを追い求め、道を踏み外し、怪しげなところに出入りするようになる人もいるわけです。そうなると逆に不幸としかいいようがありません。おとなしくしていれば個人の思想・信条・信仰の範疇に収まり問題ないのですが、オウム真理教(現アーレフ)のようなことになってしまうと、人としての道までも踏み外してしまうわけです。

そうならないようにするためには、幼いときからある程度精神的な豊かさを持てないといけないのかもしれません。それは親の愛情など、さまざまな体験から得られるものであるのかもしれません。今の日本にはそれが不足しているのではないでしょうか。いや、もしかすると物質的に豊かになりすぎたが故に、精神的な豊かさが見劣りしているように思えるだけなのかもしれません。

で、私の場合もええねん氏と大体似たようなもので、望遠鏡とか顕微鏡とか双眼鏡とか買ってくれたり譲ってもらったりしてます。顕微鏡はまだあるか定かではありませんが。ただ違うとすれば、今は「本を買う」ということで物質的な欲求を満たしつつ、「本を読む」ということで精神的な豊かさを追い求めている。というところでしょうか。もちろん精神的な豊かさは本を読むだけで満たされることはないので、プログラミングをするとか、いろいろあるわけです。

まあ、時々、別の物質的な欲求を満たすために、PCをリプレイスしたり、新しいAV機器を買ったりしますが、年間の購入額としては書籍代の方が高いでしょう。

因みにこの日記で「侮れない日記」としてリンクしている方々は、私が足元にも及ばない位の読書量を誇る(比較的身近な)人たちです。もちろんもっとすごい人もいるわけですが、それでも私とってはある意味(私より年下であることも相俟って)尊敬に値します。ぜひ訪れてみてください。

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2004年10月24日

書籍紹介#08「吉田茂の自問―敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」」

最近読み応えのある日本外交の歴史に関する書籍を読んだので、今手元にある日本外交の歴史をつづった書籍をいくつか紹介しよう。

まずは、

「吉田茂の自問―敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」」小倉 和夫 / 藤原書店 ISBN:4894343525

だ。

吉田茂は、アメリカの日本再軍備要求に反対したことで有名だ。もちろん、完全に再軍備を否定したわけではなく、当時の経済状況や国民感情から、無理だと反対したのだ。その吉田茂が、第二次世界大戦で日本が負けることになった理由を外交的見地から、当時の若手外務省職員(課長クラス)に、どこで日本が外交の誤りを犯し、戦争に突入していったのかを明らかにせよと命じて作成された報告書が「日本外交の過誤」である。

この報告書「日本外交の過誤」は秘密扱いとされ、2003年4月に秘密指定解除され世に出た報告書だ。歴史的には満州国設立前後から、終戦後までの日本外交を扱っており、この時代、いかに日本の外交が過ちに満ちたものであったかが良くわかる。また、この報告書の作成後、この報告書に対して、終戦後に、戦前から戦中にかけて大臣だったものや外交官や外務省職員であったものたちがどのような理念・思想・感想を持ったかが述べられている。これが秘密扱いになっていたのが不思議だが、イデオロギーや思想の右左に関係なく、ぜひ読んでもらいたい書籍である。

それ以前に読んだ、日本外交関係の本は以下のとおりだ。

「日本外交の情報戦略」 岡崎 久彦 / PHP研究所 ISBN: 456962734X

「9・11と日本外交」 久江 雅彦 / 講談社 ISBN:4061496220

「首脳外交―先進国サミットの裏面史」 嶌 信彦 / 文芸春秋 ISBN: 4166600834

次の本は特に気に入った本のひとつだ。

「未完の経済外交―幣原国際協調路線の挫折」 佐古 丞 / PHP研究所 ISBN:4569620884

この書籍は、第一次大戦後から第二次大戦にいたる束の間の平和な時代において、日本は経済立国を標榜し、活発な経済外交を行おうとしたものの、経済摩擦、関東軍の暴走、それを止められない政府、軍による政府の掌握により、希望は潰えて対米戦争へと突入し、未完に終わった幣原首相の経済外交を中心に日本外交の失敗を検証した書籍だ。

そのほかに(岩波新書系)もあったと思うが、おそらく実家にあるのだろう。今度探してみよう。

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2004年10月20日

父はやはり読んでいた。

以前、「祝ペリー・ローダン300巻」で、

「父はその後第200巻以降も読んでたから、第300巻も読むんだろうなぁ。」

と書きましたが、この前、実家に帰ってみると、


やっぱ読んでたよ。

すごい。

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2004年10月18日

雑談:ペリーローダンはメジャーになったんだろうか?

ええねん氏の日記■2004/10/18 (月) 雑談:ペリーローダンはメジャーになったんだろうか?」より。


すげぇー。


よっぽど好きな人がいたんだろうなぁ。

とりあえずNHKでペリーローダン300巻のニュースがあったくらいで、SF小説を読むような人しか知らんだろうふつう。

ところで、なんで「ペリーローダン」だとわかったの?>ええねん

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2004年10月13日

masamicの本棚にデータ追加

データ投入中の「masamicの本棚」、500冊を超えました。

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2004年10月11日

masamicの本棚にデータ追加

データ投入中の「masamicの本棚」、400冊を超えました。

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2004年10月10日

masamicの本棚にデータ追加

データ投入中の「masamicの本棚」ですが、やっと300冊を超えました。今投入できるデータはほぼ入力しました。
ただ、7月に引っ越して以来開けてない箱にも本がかなり入っているので、今後はそれをぼちぼち入れていきます。
会社の分がまだ1割くらいしか入ってないから、会社の分であと100冊くらいは増えるかも。
それに実家にある分も結構あるしね。

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2004年10月04日

読みたい本を全て読むには人生は短い。

と、思う今日この頃のmasamicです。

以前にも述べたと思いますが、私が読書に目覚めたのは一般的に見てきわめて遅く、高校生になってからです。
それ以前には読んだ本は5本の指に収まる程度です。マンガや雑誌、技術書は除きます。

なので、宿題で読書感想文を書くために本を読まなければならなかったときは苦痛でたまらなかったのです。
※そのためか宿題をまじめにやったことがないため、教師などから見たら、ある面不真面目な生徒に映ったことでしょう。

目覚めるきっかけになったのは中学生のときにコンピュータにはまってからです。コンピュータの専門書を読むようになって、非常に長い文章を読むことへの抵抗がなくなってきたこととが最大の原因でしょう。高校生になってから、講談社のブルーバックスを読みまくるようになり、SF小説、推理、ミステリ小説、新書と読書範囲は広がっていきましたが、大学の1年生のあたりでブルーバックスで興味のある書籍はほぼ全て読み終えてからは、もっぱら、新書を読むのが一般的でした。

もちろん小説は数は少ないですが、SFに関してはアジモフやクラークなどの小説は大体読んだし、夏目漱石の本も半分くらいは読んだし、ゴシックホラーの大御所ラヴクラフトは全集を読破した。でも、まだまだ足りない。

そうこうするうちに、歴史的な書籍にも興味が湧き出してきた。古典に手をだすのはまだ無理だろうと思い、塩野七生のローマ人の物語全13巻を読書中だが、9巻で積読状態になっている。最近、初めて司馬遼太郎の「『明治』という国家」を読んで、「なんて面白い文章を書く人なんだろう」と思い、彼の著作も今まで以上に読んでみたいと思うようになりました。ただ、彼の著書は数も多く厚い本が多いので、全部読めるか正直自信がないです。

そうして当然、今はまだ手を出すのをためらっている中国の三国志や孔子、孟子、老子。ヨーロッパの文学、古典、哲学などにも興味は尽きないのです。

本当に読みたい本が全部読めたらどんなにすばらしいかと思う。ただ、技術が発達して、脳に書籍を一気にダウンロードできるようになったら、それはそれで嫌かもしれない。おそらく本を「読む」という行為に意義を見出しているからだと思うが。でもそうすると時間に限りがある。ジレンマですね。

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書籍紹介#07「季刊 本とコンピュータ」

先日の書籍購入記「掘り出し物見っけ!」でちょっと書きましたが、以下のほんの紹介をします。

トランスアート社「季刊 本とコンピュータ」

です。

本書は本とコンピュータとのかかわりを中心に作家や編集者・出版社そして読者そのほか本にかかわる全ての人たちを巻き込んで、本の過去、現在そして未来を議論していこうという意欲的なシリーズ(MOOK)です。

本の電子化の話、電子出版、文字コード、作家のコンピュータ(ワープロ)への想い、出版社の理想と現実。図書館の話題。最近は硬い本が売れなくなったとか、など、数え上げればきりがないほどの本とコンピュータとのかかわりと本の周辺事情を第2期までの全32巻(予定)に凝縮していて、大変読み応えがあります。

1997年夏に第1巻の発行を開始、第一期全16巻。2004年秋の現在第2期第13巻が発行され、第2期も16巻で終了予定です。

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2004年09月26日

掘り出し物見っけ!

お気に入りの雑誌AXIS(リンクは12月号のもの)の8月号を探しに福岡に出てきた。福岡は熊本と比べて巨艦書店が多いので、まず探せると思ったからだ。

初めにジュンク堂書店福岡店に行ったのが間違いだったかもしれない。とりあえず、10月号は手に入った。12月号以降はAMAZONで買うことにしたので、気にしなくてよい。でも8月号はなかった。

ついでなので、コンピュータ関連書籍のコーナーを見て回った。TRONWARE#88が出てたので確保。でも#87を確保するのを忘れてしまった(しくしく)。その他、会社で必要そうな書籍をジュンク堂書店の中からAirH"Phone AH-K3001V(京ポン)AMAZONに注文(<これこれ)。締めて1万7千円なり。

このほか、コンピュータ関係で個人的に興味のある書籍を9冊確保する。

ひとつは、

「Boost C++ Library プログラミング」 稲葉一浩 著 秀和システム ISBN4-7980-0786-2 ¥2,800+税

四つは、

第一期から収集してて、第二期が始まったことを知らなかったがために一括購入となった、「季刊 本とコンピュータ 第二期#1~#4」トランスアートの4冊。あ、これも残りの#5買い忘れた。(しくしく)

残りの四つは、コンピュータの歴史的遺産の収集。うち三つは、掘り出し物でした。神保町とかの古本屋とかでしか手に入らないと思ってたから。

まず掘り出し物でないほうは、

「基礎からのAPL 解説と例題例会」西川利男・日本IBM 共著 サイエンスハウス ISBN4-915572-37-4 ¥2,718+税

そして掘り出し物は以下の三つ。

「情報処理入門講座#11 PL/I 応用編」星野聰・ほか 共著 コロナ社 ISBN4-339-02175-X ¥1,650+税
「Adaによるソフトウェア開発[ソフトウェア工学とAda導入のすすめかた]」 I.ゾンマヴィル・R.モリソン 共著 筧捷彦 監訳 近代科学社 ISBN4-7649-0183-8 ¥6,602+税
「Ada移植性とプログラミングスタイル」 J.ニッセン・P.ウォリス 共著 鳥居宏次・志村順 監訳 近代科学社 ISBN4-7649-0157-9 ¥2,900+税

計26,639円(税込み)也。

これで、AXIS8月号をほかの書店で探して買うことをすっかり忘れてしまった。(欝だ。雑誌扱いだからなぁ。福岡の紀伊国屋か丸善にはバックナンバーがあるかも。また今度行ってみよう。)

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2004年09月05日

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #18

いま、攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #18 を見終わった。
なんか、タイトルからして「天使の詩」だもんなぁ。
ベルリンでの任務のため、バトーがジーゲスゾイレ(戦勝記念塔。通称『天使の塔』)の勝利の女神ビクトリア像の肩に乗っているあたりなんかは、
まんまヴィム・ベンダース監督1988年「ベルリン天使の詩」だもんなぁ。
しかも光学迷彩で、天使のように人の目には見えないようにしているあたりも完全に意識していますね。

攻殻機動隊は前シリーズでもJ.D.サリンジャー著「ライ麦畑でつかまえて」(しかもどっかで見たような表紙装丁)を出してきたり、ダニエル・キイス著「アルジャーノンに花束を」もどっかで見た装丁だったし。

こういった細かいところにも注目するとより面白くなりますね。

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2004年08月30日

昨日の話だが本を買い込んだ。

あまり時間がないので、著者や出版社については省くが、

・ニッポン核武装再論
・福音書=四つの物語(聖書4福音書「マルコ・マタイ・ルカ・ヨハネによる福音書」の比較論)
・日本文明と近代西洋[「鎖国」再考] (西洋と日本は併行発展の関係にあるらしい。ワシもさまざまな書籍から得られた結論としては同様に思っていた。)
・「明治」という国家
・新しい日米同盟(もしかしたらすでに持ってたかも(^^;)
・博多 -町人が育てた国際都市-
・仏教と資本主義
・部首の話
・帝国アメリカと日本 武力依存の構造

および、

・スタートレック全シリーズ完全ガイド (^^;

を購入した。
(時間が取れるかどうかは別にして)書籍を読む気力が出てきたのは良い兆候かも。

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2004年08月28日

書評#07「ラヴクラフト全集」

今日は以下の書籍の書評(平たく言ってただの感想だが)をする。

創元推理文庫 Fラ1-1~Fラ1-6「ラヴクラフト全集1~6」 H.P.ラヴクラフト ISBNは今回は省略します。

#はい、皆さんここでSANチェックをお願いします。(^^; SAN(正気度)が0になると発狂しますのでご注意ください。

ゴシックホラーの大御所、クトゥルー神話(「クトゥルー」とその神話に出てくるものの名前は表現することが難しく、ここでは本全集での表記に倣った)の生みの親、H.P.ラヴクラフトの作品全集。
#厳密に言うと、ラヴクラフトはクトゥルー神話の母体となる世界観を生み出した。クトゥルー神話体系自体は、後の人によって構築されたため、本全集とは若干異なる設定もある。

正直言うとほとんどの話はもう忘れてしまった。だが、そのおどろおどろしい感覚は今でも忘れることができない傑作である。短編あり、長編あり、でも、全作品で単行本6冊程度というのは、まあ、そんなもんかもしれない。

個人的にはやはり第一巻の最初に収められた「インスマウスの影」が一番印象深いです。短編だし。あのおぞましいものたちはなんだったんだろうという思いが強く残る作品である。

話は少し変わって、わたしが知っている限りでは2作品が実写ドラマ化されている。しかもそのうち1作は日本でつくられたTVドラマである。

皆さんは役者の佐野史郎をご存知だろう。最近ではウルトラQの新作でナレータ役をしている。彼は、ラヴクラフトを敬愛しているがゆえに、「インスマウスの影」がTVドラマ化されると知ったときに自ら出演を欲したくらいである。ちなみに「インスマウスの影」をベースに舞台を日本に移した「インスマスを覆う影」は1992年にTBSにて放送された。主演はもちろん佐野史郎である。実は、このドラマ、わたしはまだ見ていないんです。放送時に知っていながら見忘れ、ビデオにとり忘れてしまったものです。VHS版ももう手に入りそうにないし、DVD版でないかな?出たら絶対買う!

そしてもう1作は2001年にスペインの Castelao Productions S. A. で映画化された「DAGON」である。こいつはDVDにとったが、やはりまだ見ていない。「DAGON」は邪悪な宗教ダゴン教団(彼らは邪悪な方法により半漁人となっている)に関する話である。因みにサンライズアニメ作品「THE ビッグ・オー」ではなぞの海中組織が出てくるが、この話が設定の元になっているように思われる。

両方ともダゴン教団の話であるところが面白い。割合、話しが作りやすいのかもしれない。

以上なんだか書籍の感想をほとんどやってないようだが、これで終わりとする。

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2004年08月01日

書評#06「『テロ』は日本でも確実に起こる」

今日は以下の書評をする。

講談社+α新書#178-1C「『テロ』は日本でも確実に起こる」 井上忠雄 ISBN4-06-272225-9

タイトルを見たときは「そんなの当たり前じゃん。過去に何度もテロにあっているじゃないか。」と思った(サブタイトルを見てなかった)が、「はじめに」や、生物兵器、化学兵器の項で、オウム真理教(現アーレフ)の事件について触れている。まあ、最近のテロ事件として忘れてはいけない事件だから当然だろう。

実際のところオウム真理教以前にも爆弾テロ事件とかは日本でも起こっていた。しかしオウム真理教の事件(松本、地下鉄、両サリン事件)は、世界初の化学兵器テロということでたいへん重要なものである。

本書はNBCR兵器(N=核、B=生物、C=化学、R=放射能)によるテロについてと、これらから身を守る方法について書かれている。

読めば読むほど、日本の現状としてはこれらのテロにいかに無防備であるかを思い知らされる。核兵器テロはいくらか難しいとしても、その他生物兵器、化学兵器、放射能兵器(ダーティ・ボムなど)がいかに簡単にできてしまうかが良くわかる。また、それらが使用された場合の効果について詳しく描かれている。

そして、各種兵器テロに対してどのように対処すればよいかがかなり詳しく書かれていて、たいへん参考になる。もっとも、民間人ができることには限界がある。しかし、対応は早ければ早程よいため、民間人が初期対応できれば被害は最小限に抑えることできるのだ。

自衛隊に初期対応する能力を期待する向きもあるが、自衛隊には初期対応する能力ははい。また民間人が初期対応すること(を政府が指示もしくは期待すること)に対して、アレルギーを持つ人々がいる。第二次世界大戦の惨状を目の当たりにすれば当然かもしれない。もちろん政府の言うことに無批判に服従してしまうのは良くない。しかし結局は、政府がどうあるという以前に、自分たちで身を守るしかないということを理解しておく必要がある。そのためにも本書のような書籍は重要である。

んー、なんか今ひとつだな。

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2004年07月26日

新潮新書「漂流記の魅力」吉村 昭

少し気分が持ち直してきたようだ。

読んでないので内容は紹介できませんが、

ええねん様鑑賞映画「キャストアウェイ」の孤島でのシーンの感想から関連のある書籍を紹介します。

新潮新書#2「漂流記の魅力」吉村 昭 ISBN4-10-610002-9

ご覧あれ。

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2004年07月09日

箱詰め準備(その2)

いくつか詰め込んだ時点でLサイズの箱が9個ほどいるようだとわかった。
すぐに宅配業者に連絡してLサイズの箱9個お願いした。

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2004年06月27日

書籍紹介#06「サムライカード、世界へ」

本日の書籍紹介は、

文春新書#263「サムライカード、世界へ」 湯谷昇羊 ISBN4-16-660263-2

です。

本書は「サムライカード」すなわち日本のクレジットカード会社の雄、JCB(Japan Card Bureau)が世界第4位の国際カードになっていく軌跡が描かれた、まさに「プロジェクトX」モノです。(でもプロジェクトXではまだ取り上げられていないんですよねコレ。)

クレジットカードの誕生は1950年アメリカの実業家の失敗から生まれた。夕食時に支払う現金を持ち合わせていなかったのである。これが世界初のクレジットカードカードとなるダイナーズクラブ(以後Diners)誕生のきっかけだ。

日本のクレジットカード会社はアメリカに遅れること10年、1960年12月に日本ダイナーズクラブが発行を開始した。その一ヵ月後には東京と大阪に今のJCBの前進となるJCBと大阪カードビューロー(OCB)がクレジットカードの発行を開始した。

時は1980年、すでに国内No.1シェアを持っていたJCBはライバルの住友クレジット(後の三井住友VISAカード)動向に危機感を持っていた。それまで、国内用と国際用のカードは別々に発行され、国際カードは期限が限定されたものだった。そこへ、住友クレジットは、すでに当時世界最大であったVISAと提携して国内外共通カード(ワンカード)の発行を開始したのだ。JCBはそれまでの住友クレジットと同様にアメリカンエキスプレス(以後AMEXと表記)と提携して、国際用カードとして期間限定のカードを発行していた。

JCBは住友クレジットと同様にAMEXと提携する方法もあったが、AMEXは独自に日本でゴールドカードの発行を始めてしまった。提携相手が競争相手に代わってしまったのである。それでも引き続きAMEXと提携する案や、VISAやMASTERCARD(以後MASTER)と提携することも考えられた。しかし、当時、JCBカードの所有者が期間限定の海外カードであるAMEXで利用した店舗数は2万店程度であったこともあって、JCBカードの所有者がほとんど日本人であったことも考え、この2万店でJCBカードを使えるようにすればJCBは独自に世界展開することができるのではないかと考えられた。JCBはこの案に社運をかけることになったのである。なおかつ現地居住者用の現地での発行も視野に入れていた。

1980年日本人の海外旅行先は香港、台湾、シンガポール、ハワイなど東アジアや東南アジア、太平洋地域に限られていた。そこで、最初にJCBカードを利用できる場所として香港が選ばれた。しかし、提携はなかなか上手くいかなかった。「結局撤退するのではないか。」「VISAかMASTERと提携するのではないか」などといわれ続けたが、JCBは辛抱強く加盟店を増やしていった。1981年台湾でのカード発行開始。そして、ヨーロッパへと地道に加盟店獲得の手を伸ばしていった。

住友カードの追撃。住友カードがVISAカードと提携し、統括会社VISAジャパンを設立し、カード名称を住友VISAカードと名前を変え、世界で最も使えるカードとして会員数を増やしていった。会員数の増加とともに、VISAジャパンのフランチャイズとなる地方銀行が現れ始めた。そのほかの地方銀行も地銀バンクカードを発行を開始する。VISA、MASTER,AMEXは、地銀バンクカードを取り込もうと必死になった。名称に固執したAMEXは最初に脱落、信頼度から、VISAが幹事となり、最終的にはVISA、MASTER、JCBの選択制となった。

1980年代は日本人の海外旅行ブームがJCBの加盟店獲得に追い風となった。84年には35カ国300都市3万店を達成した。しかし世の中そう上手くはいかないもので、香港で苦い経験を味わうことになる。この経験から学んだのが、現地提携カードを展開するという方法だった。つまり現地の人々が普通に利用するショップカードにJCBのクレジット機能を付加するという戦略だ。若干なりふりかまわずという展開であったため、この種類においては、VISA、MASTERとも引けをとらないであろう。

これまでの海外展開でも常に難しかったのは決済ネットワークの構築であった。展開当初はカーボンコピー式の簡単な仕組みでも受け入れられたが、世界的にクレジットカードの普及が進むと、作業の煩雑なカーボンコピー方式は敬遠されるようになった。それに変わるようにオンライン決済が普及することになるが、JCBには独自に構築する能力はなく、この点についてはそういった業務を専門に行っている会社に委託することになった。

幾度となく困難を乗り越えながら、JCBは現在、全世界の会員数はDinersを抜き世界第4位へ(第3位はAMEX)、利用可能なATMは60万台、これは5大メジャーカード最大である。

そして、200年の世界大会では「2003年までに加盟店数500万点、現地発行会員数500万人、全世界会員数5000万人」を目指すとされた。

JCBカードが上位2社を追い抜くことはないだろう。しかし、JCBにはJCB-PLAZAというほかにはないプレミアムサービスがある。本来の目的はJCB会員のためであるが、JCBカードを持っていなくても利用できる。これは、JCB-PLAZAを利用してくれた非JCB会員が将来JCB会員になってくれることを期待してのことである。実際、アメリカでの同時多発テロのときは米国各地のJCB-PLAZAは日本語情報のハブであったことは有名である。

以上が本書の概要である。5大メジャーカード(世界レベルでカード発行を行っているカード会社は5つしかない。)の一角(第4位)に日本発の国際カードがあることを誇りを持ってよいと思う。他の4大カードはすべてアメリカ発のカードなのだから。

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2004年06月19日

書評#05「超ひも理論とは何か」

本日はもう一つ書評する。

ブルーバックス#1444「超ひも理論とは何か 究極の理論が描く物質・重力・宇宙」 竹内薫 講談社 ISBN4-06-257444-6

超ひも理論とは、現在知られているこれ以上分割不可能な素粒子を大きさを持たない点として扱ってきたための「量子力学」と「一般相対性理論」の統一にまつわる困難さを、大きさを持つひもとして扱うことにより統合しようとする試みだ。この世界は10次元でなければならない。しかし、超ひも理論は5つの理論に分かれてしまっている。最近では、これを統一するとされるM理論が考えられている。この世界は11次元でなければならない。

しかも、この11次元の世界には当初は仮想の「ブレーン」と呼ばれるのものが存在すると仮定されていたが、それが実際に存在しなければならないことがわかってきた。一例として、われわれの宇宙は4次元の時空間を持つD3ブレーン内に存在している。

われわれの宇宙はなぜ4次元なのかについても、わかっている範囲で説明を試みている。本書図36参照。

本書はこれらの点について実に(可能な限り数式を使わず)わかりやすく説明しようとしている。残念ながらこの試みは、完全には成功していないように思える。

しかし、ブラックホールのエントロピーの問題やブラックホールが実は一つのひもと同じであるということ、重力を量子化する方法として有力なのは超ひも理論だけでなくループ量子重力理論もあることなどについて言及することで、超ひも理論がいまだにエキサイティングな理論であることを表明している。

正直、この本を読んで、超ひも理論が本当に理解できるかどうかわからない。しかし、理論物理学のもっともホットな分野を垣間見せていることは理解できるだろう。与太話のネタとしても最適だ。(w

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今日買った本

「最新Webサービスハンドブック」 本俊也 秀和システム ISBN4-7980-07065-4
  買い間違え?もちょっと高度な内容と思ってたけど。
「Vi IMproved - VIM 完全バイブル」 Steave Qualline 技術評論社 ISBN4-7741-2018-9
  僅差で原書買っちまったよ。(まだほとんど読んでなかったのに…)

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書評#04「日中宇宙戦争」

本日は以下の書評をする。

文春文庫#361「日中宇宙戦争」 中野不二男・五代富文 ISBN4-16-660361-2

結論をいうと、タイトルはかなり大げさなもので、別に「中国と宇宙空間で戦争する時代が来るとか」、「日中で宇宙開発競争が行われている」とかというような話ではない。

世界で3番目の単独有人飛行を達成した中国の国家宇宙戦略に対する、日本の戦略性のなさをやんわりと批判したものと考えてよい。

内容的には「中国の国家宇宙戦略、とその歴史」、「日本の宇宙開発の歴史と技術力」、「中国とソビエトの宇宙技術協力の関係」、「日本とアメリカ宇宙技術協力の関係」がおもな主題となっている。

著者らを見ればわかるとおり、彼らは日本の宇宙開発に常に接している方々である。
本書では、日本は今後も国際貢献の一環として、速やかに気象衛星(運輸多目的衛星)を打ち上げるべきであり、宇宙における太陽光発電と地球への伝送技術を確立し、世界の電力不足地域の解消につなげるようにすべきであると述べている。
しかし、行間からは、著者らが日本が独自の有人飛行プログラムを持つことを強く望んでいる様にも思われる。

私自身、世界の国々とともにISSを運用していく主要な立場にいる日本は、すでに重要な国際貢献となっている気象衛星を打ち上げ・運用すべきであることを望んでおり、また、緊急脱出艇でもいいから有人宇宙機を開発し提供すべきであり、そのためにも、有人宇宙飛行技術に取り組んでほしいと思っている。

では、日本はアメリカのような(一見進んだ)スペースシャトルを作るのか?という答えは「おそらくNOだろう」という。莫大な運用費を調達できないことが明らかだからだ。打ち上げ成功率の高さや費用的が格段に安価なソユーズやマーキュリーみたいな(枯れた技術である)カプセル型で十分であるという。ではどういったスペックがよいのだろうか?という点については以下の書籍で詳しく検討がなされているので、参考にされるとよいだろう。

ポピュラーサイエンス#258「われらの有人宇宙船 -日本独自の宇宙輸送システム『ふじ』-」 松浦晋也 裳華房 ISBN4-7853-8758-0

以上です。

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2004年06月18日

本日届いた本

マスタリングTCP/IP MPLS編 Eric W Gray オーム社 ISBN4-274-06458-1
マスタリングTCP/IP RTP編 Colin Perkins オーム社 ISBN4-274-06561-8
マスタリングTCP/IPネットワーク用語事典 戸根勤 オーム社 ISBN4-274-06496-4
Linuxのブートプロセスをみる 白崎 博生 アスキー ISBN4-7561-4451-9

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2004年06月16日

今日届いた本

ファインマン物理学(1) リチャ-ド・フィリップス・ファインマン 岩波書店 ISBN4-00-007711-2
ファインマン物理学(2) リチャ-ド・フィリップス・ファインマン 岩波書店 ISBN4-00-007712-0
ファインマン物理学(3) リチャ-ド・フィリップス・ファインマン 岩波書店 ISBN4-00-007713-9
ファインマン物理学(4) リチャ-ド・フィリップス・ファインマン 岩波書店 ISBN4-00-006833-4
ファインマン物理学(5) リチャ-ド・フィリップス・ファインマン 岩波書店 ISBN4-00-007715-5

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2004年06月14日

今日届いた本

Javaメッセージサービス Richard monson-haefel, David A. chappell著 オライリー・ジャパン ISBN4-87311-058-0

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2004年06月13日

今日買った本

久しぶりに技術書は一冊も含まれていません。(珍しい!)

「『ファインマン物理学』を読む」 竹内薫 講談社 ISBN4-06-153251-0
ブルーバックス#1444「超ひも理論とはなにか」 竹内薫 講談社 ISBN4-06-257444-6
講談社選書メチエ#301「『記紀』はいかにして成立したか」 倉西裕子 ISBN4-06-258301-1
岩波アクティブ#115「『うつ』からの社会復帰ガイド」 うつ・気分障害協会編 ISBN4-00-700115-4
文春新書#361「日中宇宙戦争」 中野不二男・五代富文 ISBN4-16-660361-2
新潮選書#059「黒いスイス」 福原直樹 ISBN4-10-610059-2
光文社新書#148「哈日族 -なぜ日本が好きなのか」 酒井亨 ISBN4-334-03248-6

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書籍紹介#05「ケルト神話と中世騎士物語」

本日は次の書籍を紹介する。

中公新書#1254「ケルト神話と中世騎士物語 『他界』への旅と冒険」 田中仁彦著 ISBN4-12-101254-2

ケルト人はローマ帝国が勃興するまでヨーロッパ・地中海地沿岸諸国を支配していた民族である。しかし、ローマ帝国が拡大するにしたがって、その支配地域は辺境に押しやられ、最後にはアイルランド、マン島、ブリテン島(イングランド以外、すなわちスコットランド地方、ウェールズ地方、コンウォール地方)、フランス・ブルターニュ地方を残すのみとなってしまった。ブルターニュ地方の最西端には、ケルト人文明の中でもっとも美しい都市イスがあったが、一夜にして海底に飲み込まれてしまったという伝説がある。この都市が余りに美しい都市であったとされていたため、今のパリが「イスのような町」(Par-is)と名づけられたほどだ。

このブルターニュ地方の最西端の地は6世紀ごろの大波によっで、削られてしまい、海底に没したのであるが、海底に没した領域に何かあったことは、ローマ街道がこのがけの先にもまだ道が続いているような状態であることからもわかっている。

しかし、このイスという都市の存在はいまだ不明であり、著者は存在しないと考えている。そしてこれをケルト人伝説の世界「他界」ではないかと考えた(「他界」は東アジア文明においては「桃源郷」と考えると最も近いかもしれない)。この他界は通常死んだ人しか行くことのできない世界であるが、特別な聖者や英雄は生きているうちに訪れることもあったという。ケルト神話の中には勇者がこの他界を訪れ、去っていく伝説が多い。

ローマ帝国が拡大するにしたがって、ローマ市民となるケルト人も多くなり、ローマ文明にケルト文明は吸収されていった。こうした中で、ローマがキリスト教化されるにしたがって、ケルト神話も、アーサー王伝説のようなキリスト教の騎士の伝説に変貌していった。

そう、アーサー王伝説はケルト神話がベースなのである。なぜそれがわかったのか?それは、幸運にもケルト文明の正当な遺産が、先にあげた、アイルランド、イングランドを除くブリテン諸島、フランス・ブリュターニュ地方に残っていたためである。

ローマ文明にケルト文明が吸収されたといううことはキリスト教にケルト文明の宗教的側面が吸収されていったということでもある。宗教的対立は特になかったようである。「他界」のイメージがキリスト教の「天国」に似ているなど共通点も多かったからといわれている。ただし、浸透していったキリスト教がカトリックであったならば、話は違っていたかもしれない。浸透して言ったのは東方キリスト教ではなかったのではないかとされている。

これを裏付けるものとして、「聖アンナ」崇拝があげられる。カトリックは「聖マリア」崇拝であるためである。

さて、本書はしばらく、伝説の検討に入っていく。
挙げられた伝説の中には、日本の伝説や昔話によく似たものがあって、興味深い。
これら伝説の中には明らかに「他界」と思われる記述がある。「他界は」どこにあるのか、著者は地下にあると言う。

ケルト文明圏にあった地域には巨石遺跡群が多く存在するが、当時のケルト人たちがこれらを建造したとは考えにくい。しかし、彼らの伝説には「極北人」という種族が出てくる。彼らはアトランティスの末裔であり、彼らが建造、もしくは指導したと考えるものもいた。少なくとも、現状では、ピラミッドより2000年以上も前に建造されたこの巨石群を誰が作ったのか、この点については不明である。

ケルト文化を吸収したケルト・キリスト教における「他界」とはいったいどういったものであろうか。
キリスト教神話は表向きキリスト教の騎士の冒険で会ったりするのだが、中身はケルト神話のままであることが多い。

ケルト文明を吸収したキリスト教は東方キリスト教であるが、東方キリスト教はカトリックと異なり、修道院が教会の中心となっていた。もともとは、砂漠の孤立したキリスト教徒(陰修士)が集まっただけのものであったが、時代が進むにつれ、大規模化し、大修道院長を頂点とする階層組織となっていった。ケルト文明圏に作られた修道院は、ケルト文明の影響から、ドルイド教の聖なる場所(ネメトン)におかれることが多かった。そうしたことで、東方キリスト教にドルイド教の考え方が浸透していった。

ここからまた、今度はケルト・キリスト教の神話と「他界」についての検討が始まる。
最後はアーサー王伝説について、その神話と「他界」の検討を行っている。

以上が概要である。
伝説の検討については要約が難しいので、割愛した。実際に読まれることをお勧めする。

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2004年06月07日

書評#03「読売 vs 朝日 社説対決 北朝鮮問題」

今回はこの本の書評をする。

中公新書ラクレ#72「読売 vs 朝日 社説対決 北朝鮮問題」 読売新聞論説委員会編 辺 真一・拓殖久慶 解説 ISBN4-12-150072-5

読売新聞と朝日新聞の社説を北朝鮮問題について比較したものである。
内容的には面白い試みである。北朝鮮問題に対して両新聞がどのような社説を書いたか一望できる。
結果を言うと朝日新聞だめジャンということになるのだが、どこが書いているのかということを考えると、この本に書かれていることをそのまま鵜呑みにしてはいけないことがわかるだろう。
この本に朝日新聞側が関与している形跡はない。つまり読売新聞論説委員会が自分が都合のよいように朝日新聞の社説を選択していることがありえるためである。解説についてもバイアスがかかっていることも考えられる。

朝日新聞社がこの本の出版に対して何か抗議をしていたはずであるが、残念ながらそれを裏付けるサイトが今のところ見つかっていない。

そのことを割り引いた上で読んでほしい。少なくとも掲載されている社説そのものは大きくは改変していないと思うので、信頼できるものだろう。読売・朝日両方の社説をよく読んで理解したうえで判断してほしい。

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2004年06月02日

書き漏らした最近購入した書籍(4月以降)

SELinux徹底ガイド
X‐Window OSF/Motifプログラミング
X Window OSF/Motifツールキットプログラミング (1)
X Window OSF/Motifツールキットプログラミング (2)
Movable Typeで今すぐできるウェブログ入門
マスタリングTCP/IP 入門編
マスタリングTCP/IP (IPマルチキャスト編)
マスタリングTCP/IP ネットワークデザイン編
qmailで作るメールサーバ徹底攻略
STL標準講座―標準テンプレートライブラリを利用したC++プログラミング

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2004年05月29日

書籍紹介#04「逃げる百姓、追う大名」

今日紹介するのは、

中公新書#1629「逃げる百姓、追う大名―江戸の農民獲得合戦」 宮崎克則著 ISBN4-12-101629-7

です。紹介といっても本書の内容は比較的単純なので、短く済ませます。

乱世の時代が終わり、平穏な江戸時代に入ると、大名はこぞって米を主とする食物生産量をあげようと必死になった。彼らは多くの武士とその家族、を自らの手で養わなければならなくなったからだ。
土地はあるが、戦乱の中で荒れていた。荒れた田畑を耕すのには農民が足りなかった。そこで大名は考えた。別の領の農民を獲得できないか…と。

大名は他領からやってみた農民を受け入れ、田畑を与え、そして保護した。この他領からやってきた者を「走り者」と呼んだ。他領とはたいていの場合は隣の領であるが、遠くから来たものもいた。

農民の増えた大名は喜んだが、農民に出て行かれた大名はたまったもんではなかった。「どこそこの、だれそれというものがそちらに走っているが、返してはもらえないか?」と必死で取り戻そうとした。走ったものの素性がわからなければ、その大名は損をしたままとなった。走ったものの本人を特定できないと、「そんな奴は知らん。」と門前払いされてしまうからだ。また、走った農民が走り先で結婚していたりするとさらに取り戻すことが難しくなった。

このような「走り」行為が頻繁に発生すると、百姓に逃げられる恐れのある大名は、百姓たちに対して脅したり賺したりして、走りを必死で食い止めようとした。それでも止め処がない場合は幕府にお願いして、お触れを出してもらうこともしばしばだった。

このように意外と人の移動は多かったのである。

以上が本書の概要で、実例を事細かに挙げているところが面白い。
一度でも読んでいただけたら幸いだ。

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2004年05月25日

再度「Stairway Walks in San Fransisco」

以前紹介した「Stairway Walks in San Fransisco」ですが、今年は第5版(紹介したのは第4版、持っていたのは第3版)が20周年記念版として改定出版されています。

昨日その本が届きました。なんか、写真が増えて、第3版ではまだすべて手書きだったマップが一部コンピュータで作成されたものになっていたりします。第4版のころからこんな感じになってたようです。

第3版 "Stairway Walks in San Fransisco" Adah Bakalinsky WILDERNESS PRESS ISBN0-89997-184-9

第4版 "Stairway Walks in San Fransisco" Adah Bakalinsky WILDERNESS PRESS ISBN0-89997-275-6

第5版 "Stairway Walks in San Fransisco" Adah Bakalinsky WILDERNESS PRESS ISBN0-89997-356-6

番外編

"Stairway Walks in LosAngels" Adah Bakalinsky WILDERNESS PRESS ISBN0-89997-112-1

サンフランシスコやロサンジェルスを訪れた際は是非行ってみてください。

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2004年05月20日

書評#02「精霊がいっぱい 上・下巻」

軍事オ…いや幾らか軍事的知識のある人ならば思わず「ニヤリ」とする設定のファンタジー小説です。いろいろなものが魔法や召還された魔物や精霊たちによって構築された文明(でも、雰囲気はきわめて現代的、そういった意味で似たシチュエーションの「魔法遣いに大切なこと」は魔法が文明の主要な要素にまで発達しなかった世界といえる。)が舞台。使用済み魔法を処理する「魔法処理場」という設定もなかなか斬新で良いです。ライトノベルではないですが、読みやすい小説です。

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2004年05月12日

Subversion関連書籍

ココログプラス・プロで利用できるアクセス解析機能で検索フレーズを知ることができるのですが、Subversionの書籍について検索している方がいらっしゃるようなので、以下にSubversionに関連する(私が持っているもしくはAmazonの発送待ちの)書籍を記します。

「WebDAVシステム構築ガイド ――Apache/IIS/Subversion/Jakarta Slide」 宮本 久仁男・山田 泰資・渡邊 剛 (共著) 技術評論社 ISBN4-774119113
     しかしながらSubversionに関する記述は少ないです。必要最小限といってよいでしょう。メインはWebDAVですからね。

「Practical Subversion」 Garrett Rooney (著) Springer-Verlag New York Inc ; ISBN: 1590592905

「Version Control With Subversion」 Michael Pilato (著) Oreilly & Associates Inc ; ISBN: 0596004486
     おそらくこれのインターネット日本語版が公開されています。

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2004年05月09日

本日購入(到着)の雑誌・書籍

AXIS #109 (雑誌01501-06/ISSN 0285-8223)
  特集「変容する都市-21世紀の街づくり」
超弦理論・ブレイン・M理論 太田信義著 シュプリンガー・フェアラーク東京 ISBN4-431-70970-3
  これは専門書なので今の自分では少なくとも数式は理解できないだろう。(理解できたらなぁ…。とりあえず、ベクトル・行列・テンソル・スピノール・クオータニオン(四元数)あたりから勉強しなおしなんだよなぁ。もちろん解析学とかも同様。)

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2004年05月08日

書籍紹介#03「首都江戸の誕生」

本日の書籍紹介は、

角川選書#346「首都江戸の誕生 大江戸はいかにして造られたのか」 大石学 ISBN4-04-703346-4

です。

江戸時代における日本の首都とされる江戸はどのように造られたのか?

本書では、まず、西洋の概念である首都が江戸に当てはまるのか。さまざまな人物の考えを明らかにしている。たとえば、まさに江戸が首都である。天皇の居する京都が首都であるが、江戸は政治、経済の首府である。など、論者によって定義はさまざまである。著者は江戸は首都であったとしている。

その江戸は都市としてどのように成立したか。著者は始まりを家康の関東入国においている。家康の関東入国後、江戸城入城、参勤交代制による諸般の武家屋敷の成立、それに伴う、商業の発達、大掛かりな都市計画の実現と進んでいく。

明暦の大火は江戸に甚大な被害をもたらしたが、逆に、ドラスティックな町割の再編成が行われた結果、都市としてのキャパシティが増大し、人口も大幅に増加することになった。18世紀には町人・武家の両人口をあわせると100万人に達し、当時これほどの大都市は世界的にもまれであった。人口増加に伴い、行政機構も整備された。

吉宗は大掛かりな首都改造を行った。吉宗は、防災対策として、町火消組合の創設と町屋の改造、火避け地の設定、火の見櫓の設置を行い、火災に対処しやすいシステムを構築した。並んで、行政機構の改革も行った。物価問題への対処、衛生管理能力向上と低所得者層への福祉設備としての小石川養生所の設立、風俗の取り締まりの強化などが行われた。

人口の増大は首都圏の拡大を意味している、第六章では、首都「圏」の再編について述べている。それまでの江戸周辺は幕領、大名領、旗本領、寺社領などが入り組み「犬牙錯綜」と呼ばれていた。このような複雑な領地関係は一揆の防止などといわれているが、犯罪者などが逃亡を図り他領に逃げてしまった場合、捜査権が及ばないため、領主間での話し合いの上、引渡しを行うことになり、この協議の間に犯罪者がさらに別の領に逃げてしまうという事態が起こっていた。(これについてはの概要は別の書籍紹介で行う予定である。)また、軍事的脆弱性の懸念もあり、これらの点は強化された。
また、綱吉の生類憐みの令に伴い鷹場制度は消滅していったが、吉宗がこれを復活させた。
首都防衛に関しては首都及び首都からの距離により3段階の各種制限を設けていたが、これもより有効な形へと修正されていった。人口増加に伴う人口密度の増加により「抱屋敷」(武家や町人、農民が江戸内に持つ別宅)の所有を厳しく制限したりもした。この制限はあまりうまくいかなかったようである。
そして、行楽地や新田の開発なども積極的に行われた。

18世紀後半になると江戸の町も巨大となり「大江戸」とも呼ばれるようになった。自立的な貨幣経済が成立するようになり、さまざまな文学、芸能が隆盛を極めるようになった。全国的な経済流通活動も活発になり、地方の特産品などが江戸に流入するようになった。

江戸後期、ペリーなどの諸外国船の日本への接近により、日本は否応もなく諸外国との通商を拡大せざるを得なくなった。国際貿易体制を確立するためには、西洋的な法の整備が必須で、幕藩体制では十分に機能できないとの危惧から、明治維新が起こったわけであるが、このとき、事実上の首都であった、江戸をそのまま首都にするか、京都や大坂にするか議論があった。しかし天皇の東幸などの既成事実により、そのまま江戸が明治新政府の首都「東京」となった。

これがおおよその概要である。
本文でも書いたが、教科書的には江戸時代は「居住地の自由はない」と言われているが、実際には犯罪者のみならずく町人や農民も結構別の藩に移り住んだりしていた。民に逃げられた藩が彼らの取り戻しに必死になっていた様子が、別の書籍で克明に描かれている。この書籍もいずれ紹介したいと思っています。面白いのでぜひ読んでみてください。とりあえずタイトルだけ挙げておきます。

中公新書#1629「逃げる百姓、追う大名―江戸の農民獲得合戦」 宮崎克則著 ISBN4-12-101629-7

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2004年05月06日

祝ペリー・ローダン300巻

NHKニュース10早川書房の早川SF文庫「宇宙英雄ローダン」シリーズが日本で刊行されている最長のSFシリーズとして取り上げられていました。ついに300巻に達成したんですね。

何でこんな書き方するかって?

そりゃ、読んでないからです。(チェックもしてません)
つか、自ら本を読むことに目覚めたとき(私の場合は普通の人より遅くて中学を卒業するころだったのですが)に、父がSF好きで、自宅にペリーローダンシリーズの全巻があったこと(当時はまだ200巻にはなっていませんでしたが)で、萎えた記憶があるからです。

父はその後第200巻以降も読んでたから、第300巻も読むんだろうなぁ。

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2004年05月03日

一昨日届いた本

Brian Green: The Fabric of the Cosmos, KNOPS ISBN0-375-41288-3
マーティン・リース「宇宙を支配する6つの数」 草思社サイエンスマスターズ16 ISBN4-7942-1076-0

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2004年04月30日

書評をしようと思ったがやめた

実は読もうと思ってたけど、最近の読書スピードを考え購入を控えていた、

中公新書#1700「能力構築競争 日本の自動車産業はなぜ強いのか」藤本隆宏著 ISBN4-12-101700-5

なんだけど、なんか、会社が全社員に配ったせいで思わず手に入ってしまった。なので、読んでみた。
内容的にはほとんど知っている話で、あまり目新しい感じはなかった。これで「週間ダイヤモンド 2003年経済書ベスト30」の第2位というのは、週間ダイヤモンドを読む人たちのレベルが知れるような気もするが、そういったことにあまり詳しくない一般読者をターゲットとしているならば、たしかに良い本だと思う。

ただ、ここで感想を述べようとすると、今以上に毒が強くなりそうなのでやめておく。
本のほうは悪くないが、個人的な経験あたりで、なんか話が発散してしっかりまとめることができそうにないので…。
書籍紹介ならいいかも。でもそれはまたいずれという事で…。

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書評#01「Stairway Walks in San Fransisco」

なんか眠れないので、さらに今度は書評を一つ、

"Stairway Walks in San Fransisco" Adah Bakalinsky WILDERNESS PRESS ISBN0-89997-275-6

サンフランシスコに点在する階段を歩いてみようという本です。

サンフランシスコには350を超える階段がある。これらについて、著者がルートを作成し、それぞれ、難易度やマップ、その構造・材質や注目すべきポイントを記載している。写真はなく、すべてイラストで描かれている、またカラーページもないシンプルな本です。しかしその内容は充実したもので、迷うようなことはないでしょう。サンフランシスコを歩いて見たいという人にお勧めの本です。

私もこの本を現地で買ったはいいが結局どれにもいけなかったのが大変残念で仕方がありません。
もしこの本を利用して階段を巡ったことのある方がいたらコメントまたはトラックバックください。

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2004年04月29日

書籍紹介#02「エレガントな宇宙」

今日はもう一冊紹介します。

草思社「エレガントな宇宙 超ひも理論がすべてを解明する」ブライアン・グリーン著 林一・林大訳 ISBN4-7942-1109-0

本書は、統一することが困難であった、量子力学と相対性理論を統合する、現在最も有望な理論である「超ひも理論」について、その歴史と現在の状況をわかりやすく解説したものである。

現在の物理学の理論の双璧といえば素粒子の振る舞いなどミクロな視点の理論である「量子力学」と、星の運動やブラックホールなどマクロな視点の理論である「相対性理論」である。実はこの二つ理論は「水と油」のような関係で、完全に統合させることは非常に困難であるとされていた。さまざまな研究者がこの二つの理論を統合する理論を捜し求めてきたが、検証に耐えうる理論はなかなか出てこなかった。

こういった困難の中で、素粒子の振る舞いをあらわす新しい理論の中に重力を媒介する粒子(重力子・グラビトン)を予言する理論が見つかった。この理論は素粒子が一つの小さな紐でできているとした。この小さな紐がどう振動するかでその素粒子が区別されると考えた。このことは、物理学の世界で論争を巻き起こした。

さまざまな物理学者がこの理論を検証し、現状の実験結果と相容れない部分があることがわかり、幾度となく否定的な意見が主流を占めたこともあった。がしかし、これは、理論構築がまだ不十分であったための理論の誤りであることがわかり、理論にさまざまな改良が加えられることになった。

さらに理論の構築が進むにつれ、この理論から、一般相対性理論と同じ式が導かれることがわかった。量子力学と相対性理論とがつながったのだ。

1980年代の第一次超ひも理論革命と、1990年代の第二次超ひも理論革命により、超ひも理論はさまざまな理論に分化していった。しかし、これが実は一つの理論(仮にM理論といわれている)の一部であることがわかってきた。どの理論もこのM理論を介して変形可能であったのだ。

超ひも理論では、われわれが知っている4次元以外に7次元の追加の次元を要求している。この次元はどうなっているのだろう。しかも、われわれの世界はなぜ4次元なのか?この問いに明快に答えることはまだできていない。

超ひも理論は、もっとも有望な理論であるだけに、物理学者は厳しい検証が必要であると考えている。しかし、現状この理論が示す物理現象は、今の技術レベルでは検証不可能であるため、この理論に懐疑的な人たちもいる。

しかし、ブラックホールに備わる性質などを説明できるようになるなど、最近では、今まで説明できなかった理論や観測事実を補強する説明ができるようになって来た。

以上が本書の概要である。

本書で取り上げられた究極の理論であるM理論についてはいまだ良くわかっていないのが現状で、今後の発展が期待される。本書でも取り上げられているが、ブラックホールのエントロピーはブラックホールの事象の地平面の表面積に比例する(ホログラフィック理論。内部の3次元構造がその外側を包む2次元表面にすべて記述されているという理論)など、面白い現象も予言されている。

もっとこれらの理論について理解を深めたい場合(一般向け雑誌)は日経サイエンス(Scientific American)などを読むと良いだろう。

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書籍紹介#01「日本の古代道路を探す」

最近は体調が悪いせいもあってあまり本を読んでいないが、今後時間があれば、今までに読んだ本の中で気に入った内容のものをピックアップしその概要を述べていきたいと思う。

今回は平凡社新書#045「日本の古代道路を探す 律令国家のアウトバーン」中村太一著 ISBN4-582-85045-6 を取り上げる。

「1400年前の古代道路が今もそのまま道路として利用されている。」と聞くとどう思われるであろうか。これが意外に残っているのである。理由はいろいろあるが、歴史的に見ても重要度が変わらなかった道路は何らかの理由でその道路が崩壊しない限り利用し続けられている。しかし、道路を維持する体制(制度)がなくなった後は、周辺住民などの思惑により道は削られ向きは変わり無くなってしまったものさえ多い。

これらの道路を維持した体制(制度)とは、「駅制」と「条里制」である。「駅制」は中央政権が地方を支配するための命令伝達手段の整備のために作られたもので、道路の整備、連絡馬の維持、連絡拠点の整備を行うものだった。一方、「条里制」とは、土地の利用に関する区分方法をベースとした、土地管理制度のことで、「駅制」と「条里制」はどちらも土地の利用に関する制度であるため密接に関連がある。

どういうことかというと、現在もほとんど変わっていないが、道路が地割の境界線となっていることである。そして、境界線を決定するのは、それぞれの地権者の同意によるわけであるが、その根拠は往々において歴史的経緯で説明される。国家の領土問題を考えてみると、何世紀も前の事実を根拠として領土権を主張するのが一般的であり、このことからも、古代に設定された境界線が今でも生き続けていることがわかるだろう。

このため、一部の道路は今でもそのまま残り、無くなってしまった道路でさえも、土地の境界線を良く眺めてみると、その痕跡を見ることができるのだ。

以上が概要であるが、世界的に見ても、古代の道路は比較的良く残っていて、有名どころではローマ街道などが挙げられる。これは2000年以上前ものが残っている。

近くの小さな道が、実は1000年以上も前からあるなんて考えたら、楽しくないだろうか。

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2004年04月19日

今日届いた本

VI Improved -Vim (ISBN0-7357-1001-5)
LaTex2eマクロ&クラス プログラミング基礎解説 (ISBN4-7741-1546-0)
文書処理システム LaTeX2e Second Edition (ISBN4-89471-139-7)
Curl プログラミングバイブル リッチクライアントWeb言語完全解説 (ISBN4-8399-0980-6)
Lightweight Language Magazine ―ライトな言語でプログラミングを楽しもう! (ISBN4-7561-4441-1)

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2004年04月10日

今日買った本

横浜に行ったついでに本を買ってきた。

トラ技5月号
別冊TRONWARE T-Engine2 (ISBN4-89362-217-X)
NFS & AutoMounter (ISBN4-7981-0104-4)
Squeakプログラミング入門 (ISBN4-434-04330-7)
コンピュータ言語 Interlog (ISBN4-434-03554-1)

以上順不同

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2004年04月06日

Into the Realm of Oberon

プログラミング言語「Oberon-2」に関する書籍Into the Realm of Oberon: An Introduction to Programming and the Oberon-2 Programming Language
まだ途中までだけどここまでの感想。

なんか、高校生か、大学の学部生(教養過程)の講義で使うような感じ。物足りなすぎる。すでに何らかのプログラミング言語を知っている人には向かないかも。

ということで、この本はもう本棚に入れてしまおう。
次の Oberon-2 関する書籍「Oberon-2 Programming With Windows」が到着するまで、Oberon-2の話題はいったん中止。

Posted by masamic at 23:04 [書籍・雑誌] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)